自転車0.99の法則
自転車に乗れる(1.00)ようにといくら練習しても、
もうちょっとで乗れるところ(0.99)まできても、乗れなければ何にもならないのと同様に、
要求通りの内容でない、期日を守らない、数が揃わない、約束の時間を守らない等、
要求に到達しないと、どんな努力も報われない。
自転車のボーダーライン(1.00)は「乗れるか、乗れないか」で判りやすいが、
ビジネスのボーダーラインを見つけ出すのは難しい。
自分の仕事で「客に誉められたか、喜んでもらえたか」「上司を納得させたか」
敏感に感じ取り、ボーダーラインを見つける努力をしろ。
1.01と0.99は、見た目にはほとんど差がない様に思えるが、
1.01を100回続けて掛けると2.70となり、0.99を100回続けて掛けると0.36、となるように、
「まあ、これでいいか」(0.99)を続けていると、いつまでも目標は達成出来ない。
しかも将来この差はデカくなる。
天ぷらを揚げるのには油を170℃にし、3分もあれば、うまい海老天が揚がる。
40℃の油に10時間海老を入れたって、天ぷらにあらず。君の努力は40℃。
事例1
10件電話をかけなさい。9件電話をかけました。
10件かけるのがボーダーラインではない。実のところ、10件も9件も大した違いはない。
ところが10ヶ所鍵をかけて、帰るところが、9ヶ所かけて、泥棒が入った。
10やりなさいに対して、9やりました。仕事の中身によっては全く役に立たない。
ボーダーラインを見極めることが大事。これを見極めないと黙々と仕事をする人になる。
正確にレジを打つことが目標の場合は長い時間かければ、できるようになる。
仕事には長い間勤めていれば、できるようになる仕事も多い。
正確にレジが打てた上で30分で50人処理をできるというのが条件になった途端に、
正確に打てるだけの人は用をなさないようになる。
50人処理して、正確にというのがボーダーラインであるなら、
30分で50人処理できるまでトレーニングをするしかない。
事例2 上級難度
毎月1回、外食勉強会を開催している。
次回からその企画運営を任された結果、ものの見事に参加者が減ってしまった。
最初の企画者のボーダーラインは喜んでもらって、
50人以上集まってもらうという考えがあった。
君は参加者にメール及びFAXできちんと連絡して、
講師も今までと遜色ないようにやってきたつもりである。
違いは企画者の持っている「喜んでもらって50人以上集まってもらう」
というボーダーラインがなかった。
きちんと連絡するというボーダーラインになりかわっていたからだ。
ただ真面目に仕事をしてもこの会はいつしかさびれてしまう。
自転車に乗れる(1.00)ようにといくら練習しても、
もうちょっとで乗れるところ(0.99)まできても、乗れなければ何にもならないのと同様に、
要求通りの内容でない、期日を守らない、数が揃わない、約束の時間を守らない等、
要求に到達しないと、どんな努力も報われない。
自転車のボーダーライン(1.00)は「乗れるか、乗れないか」で判りやすいが、
ビジネスのボーダーラインを見つけ出すのは難しい。
自分の仕事で「客に誉められたか、喜んでもらえたか」「上司を納得させたか」
敏感に感じ取り、ボーダーラインを見つける努力をしろ。
1.01と0.99は、見た目にはほとんど差がない様に思えるが、
1.01を100回続けて掛けると2.70となり、0.99を100回続けて掛けると0.36、となるように、
「まあ、これでいいか」(0.99)を続けていると、いつまでも目標は達成出来ない。
しかも将来この差はデカくなる。
天ぷらを揚げるのには油を170℃にし、3分もあれば、うまい海老天が揚がる。
40℃の油に10時間海老を入れたって、天ぷらにあらず。君の努力は40℃。
事例1
10件電話をかけなさい。9件電話をかけました。
10件かけるのがボーダーラインではない。実のところ、10件も9件も大した違いはない。
ところが10ヶ所鍵をかけて、帰るところが、9ヶ所かけて、泥棒が入った。
10やりなさいに対して、9やりました。仕事の中身によっては全く役に立たない。
ボーダーラインを見極めることが大事。これを見極めないと黙々と仕事をする人になる。
正確にレジを打つことが目標の場合は長い時間かければ、できるようになる。
仕事には長い間勤めていれば、できるようになる仕事も多い。
正確にレジが打てた上で30分で50人処理をできるというのが条件になった途端に、
正確に打てるだけの人は用をなさないようになる。
50人処理して、正確にというのがボーダーラインであるなら、
30分で50人処理できるまでトレーニングをするしかない。
事例2 上級難度
毎月1回、外食勉強会を開催している。
次回からその企画運営を任された結果、ものの見事に参加者が減ってしまった。
最初の企画者のボーダーラインは喜んでもらって、
50人以上集まってもらうという考えがあった。
君は参加者にメール及びFAXできちんと連絡して、
講師も今までと遜色ないようにやってきたつもりである。
違いは企画者の持っている「喜んでもらって50人以上集まってもらう」
というボーダーラインがなかった。
きちんと連絡するというボーダーラインになりかわっていたからだ。
ただ真面目に仕事をしてもこの会はいつしかさびれてしまう。
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